2006年11月05日
トーノZEROアニメ感想ワンピース total 3525 count

油断してました。新OPに新展開か!! 既に知っているはずの展開が超高濃度で突っ走る!!

Written By: トーノZERO連絡先

名シーン(画像公開ポリシー)

古代兵器プルトンの設計図を身体の中に隠し持っていた改造人間フランキー。彼は、戦いの中で知ったロビンと麦わら海賊団の心意気に惚れ込み、設計図を燃やしてしまう。それは、物語の流れが決定的に変わってしまったことを意味する。設計図を巡る戦いはもはやあり得ない。そして、フランキー一家と麦わら海賊団のわだかまりも、もはや消滅したも同然。

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日のワンピースの感想。

サブタイトル §

「設計図は渡さない!フランキーの決断」

あらすじ §

 跳ね橋が降り始めますが、裁判長によって阻止されます。

 三つ首の裁判長は、実は3人の人間が一人のふりをしていただけだったと分かります。

 フランキーは、ロビンと麦わら海賊団を信じ、古代兵器の設計図を燃やしてしまいます。トムさんなら、こうしたはずだと。それは本来、ロビンが古代兵器を復活させた時のための対抗手段でしたが、麦わら海賊団がそれを阻止するとフランキーは賭けたのでした。

 スパンダムは怒りに我を忘れ、フランキーを突き落とします。

 ココロが運転するロケットマンは、途中で止まった跳ね橋をジャンプ台に飛びます。ココロも、トムさんならこうしたはずだと思います。

 ジャンプしたルフィ達と落下するフランキーを受け止め、ロケットマンが対岸の建物に突っ込みます。

感想 §

 今回のストーリーは、そげキングの旗の狙撃から始まり、ロケットマンに向かって飛び降りるところまでです。つまり、範囲だけ見る限り、既に語られた話に過ぎません。

 ところが、同じことを繰り返している……というにはあまりに中身が詰まっていてびっくり。まだ語られていなかったドラマがてんこもり。

 勝利のフランキー一家。

 実は3人だった裁判長。

 古代兵器の設計図を見て明らかに焦りの表情を浮かべるルッチとカク。

 燃える設計図と、フランキーを突き落とすスパンダム。

 やはり、全力で突き進むワンピースは、見ていると燃えます。うっかり油断していましたが、足下をすくわれた感じですね。

今回の一言 §

 フランキーとココロの二人が、意図せずして「トムさんならこうしたはずだ」というのが興味深いところですね。

 そしてトムが手助けしたのが、海賊王ロジャー。ロジャーは、ルフィ達と同じような馬鹿野郎だったと過去を思い返すココロ。

 この世界の中で、歴史は一回りしたのでしょうか。